短期留学のすすめ

今日は、「短期留学」についてお話ししたいと思います。

コロナが終息し、留学業界にも活気が戻ってきたと、最近よく耳にするようになりました。

短期留学のメリットやデメリットについてお話しします。

短期留学とは?

短期留学とは1週間程度のものから数ヶ月ほど、外国に滞在し学業を営むことを指します。

外国で学ぶということは、言語を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、最近では、その種類は多岐に渡り、専門的な知識を習得したり、スポーツの技術を学んだり、資格を取ったりと様々です。

私自身も高校生の時に2度、短期留学(ホームステイ)を経験しました。

実は、前職でも英会話教室に通う子どもたちを連れ、英語圏へホームステイの引率に行った経験があります。
1番小さな生徒は、小学3年生だったと記憶しています。

そんな経験で知った短期留学のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。

短期留学のデメリット

まずはデメリットからですが、短期留学ゆえのデメリットはあります。

1つ目は、割高になってしますことです。

1週間の留学も1ヶ月の留学もさほどお値段に違いないことが多いです。費用の旅費が占める割合が高くなってしまうので、この部分は仕方ない部分でもあります。

2つ目は、言語目的の場合、さほど言語は伸びないということです。想像がつくと思いますが、1週間英語圏で過ごすだけでは、急に話せるようになることはまずありません。そこの生活に慣れるくらいです。

3つ目は、海外に子どもを送り出すことは、親にとってはとても心配で不安なことです。多分行っている間、ずっとそんな気持ちが続くのではないかと思います。簡単に連絡もできないですし(携帯を自由に使えれば別ですが)、すぐ近くで見守ってあげられないのは、怖いですよね。

ここに挙げたのは、誰もが感じるデメリットなので、他にもあるかもしれませんね。

私は、これくらいしか思いつかなかったのですが、、、

次は、メリットについてお話ししたいと思います。

短期留学のメリット

私は個人的にメリットの方が大きいと思っています。まあ留学を経験している人間は、だいたいそう言うと思います(笑)

まず1つ目に、本場の言語に触れることができることです。これは、なんといっても1番大きいことだと思います。

ホームステイの引率でいつも驚くのが子どもたちの英語に対する姿勢です。

だいたい到着した日と学校初日の朝は、子どもたちは不安そうでだんまりになってしまうのですが、初日の夕方にはびっくりするほど元気に楽しんでいる様子を目にします。あんなにオドオドしてたのに、1日目の帰り際には、「Mr. Smith! Bye! See you tomorrow!」とか大きな声で自分から挨拶したりします。

この適応力に毎回、驚かされます! 次の日もずっと通っていたかのように、明るい調子で「Hello!」と挨拶をして入ってきます。その後の英語のアクティビティも本当に言語がわかっていないのかと疑うくらい、楽しんでます。

この英語自体を楽しむ感覚を一度味わうと、日本に帰国してからも勉強へのモチベーションが上がるようで、短期留学を経験したこの多くが英語の成績が上がったり、英語系の進路に進む決心をしたりした生徒をたくさんみてきました。

その後のモチベーションにつながるのはかなりのメリットですよね!

 

2つ目は、独立心を養うことです。いつもなら親が近くにいて、何かあればすぐに手助けをしてくれる状況にいましたが、そんな親も近くにいない状況になると、突然自分でなんとかしないといけない!と言う気持ちになるようです。

あるホームステイ先では、日本のお父さんお母さんにポストカードを送るために郵便局に行って切手を買うというアクティビティをしました。ほんとんどの生徒が小学5、6年生で、多分今まで日本の郵便局の窓口でさえ、一人で行ったことがない年齢だと思うのですが、自分たちだけで行って買ってくると講師の私たちは郵便局の外で待ってたことがあります。一体どうやって買ったのか。。。ちゃんと切手を買って、郵便局の外に設置されたポストに自分たちで投函してました。

こんなに成長するもんかと、驚いた記憶があります。

3つ目は、将来への目標が定まることがあると言うことです。若干大きな話になりますが、短期留学を通して、自分が将来何をしたいのか、考えるきっかけになるようで、留学経験後に進路や夢が決まった子をたくさんみてきました。

ある中学2年生の男の子は、それまで英語は好きだったものの、どんな高校に進みたいのかまだはっきり決まっていない状態でした。そんな時、アメリカへの短期の留学を経験し、英語の強い高校に進学を決め、もう勉強していました。無事、希望の高校に入学し大好きなサッカーを続けていたのですが、高校卒業後にアメリカ留学を考え、2年の時に部活を辞め、英語の勉強に集中したそうです。そして、高校卒業後、アメリカの大学に進学しました。たった1週間の経験ですが、ここまで世界が広がっていくって素晴らしいですね!

他にも、高校2年生で短期留学に参加した女の子は、将来、いろいろな国に行って奉仕活動をしたいという夢を持ちました。そこで、英語は必須だと思い、大学は、ほぼ全ての講義が英語という学科に入学し、在学中たくさんの国々を巡りました。今では、大きな商社のお勤めで、経験を積んで、NPO法人などの活動に入っていきたいとまだ夢を追っている途中だそうです。

こんなふうに「たった」1週間の海外での経験が大きく人の人生を動かすと考えると、その効力ってすごいですよね!

まとめ

・短期留学には、1週間から数ヶ月のものがり、学ぶことは多岐にわたる

・デメリットは、費用が割高なこと、語学力は身につかないこと、親が不安や心配になること

・メリットは、英語の勉強へのモチベーションになること、子どもの独立心を養うこと、将来の目標が定まること

関連記事

  1. 英語を身につけるために必要なたった一つの方法

  2. Sunny English Newsletter Janua…

  3. 翻訳機が代わりになってくれる!?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。